おうちに帰ったらトゲトゲした気持ちをふわっと包んでくれるもの【私をしあわせにしてくれる1000のアイテム】#0042
それが、「コスモス・サボン」の山口さんが作った石鹸です。
山口さんの作る石鹸には、見えないものや触れられない宇宙(コスモス)のようなイメージが込められています。
たとえば「日々の泡」という名前が付けられた石鹸には、毎日いいことも悪いこともあるけれど、1日の終わりにはすべて柔らかな泡と一緒に消えて、からっぽになって眠ろう、というメッセージ。
それから「笑うこと」という名前の石鹸には、見慣れている日常でも、季節がめぐって次に見た時にはやっぱり美しいと微笑むことができる花のような日々である、というメッセージ。
わたしは元々、癒されるために何かをしようとしても、その行為自体が面倒くさくて続かない上に、そんな気持ちがあるせいでまったく癒されていないので、日々の暮らしに向こうから溶け込んでくれる、コスモス・サボンのような存在には優しさを感じてなりません。
せっかく出会えたので、少し欲張って3種類の石鹸を購入しました。なぜなら、「コスモス・サボン」はお店をかまえていないそうなのです(わたしは、東京・上野のお花見がてら、たまたま訪れたマルシェで出会いました)。
もっともっと知りたいのに、そう簡単には手に入らないというところも、わたしの天邪鬼な性格にピッタリ。