くらし情報『「こんな瞬間を待ってたの!」と叫びたくなる、究極の男女愛を描いた名画たち』

「こんな瞬間を待ってたの!」と叫びたくなる、究極の男女愛を描いた名画たち

恋に落ちる、まさにその瞬間を描いています。

恋は相手の中に理想を見出すことでもありますが、この絵の中にはその情熱と心情が現れています。

女性であれば、誰だってこういう時が来るのを待っているものであり、「一度はこんな場面を味わってみたい」と思うはずです。

この絵の制作当時、ジェロームは66歳。

印象派のマネやルノアールにはない、静謐で情熱的な魅力にあふれています。

キスの瞬間を描いたもう一つの名画

(Photo by オーストリア絵画館)

オーストリア人画家のグスタフ・クリムトが描いた『接吻』も有名な絵ですよね。

この女性のモデルは、彼の恋人だったエミーリエ・フレーゲだとされています。

金箔が多用された黄金色に輝く中、まさにいま「接吻」を受けようという女性がいます。


女性の「このときを待っていたの」といった表情には、グッと惹きつけられるものがあります。

この絵の制作当時、クリムトは46歳です。『ピュグマリオンとガラテア』はニューヨークのメトロポリタン美術館に、『接吻』はオーストリア絵画館に所蔵されています。

残念ながら、どちらも本物は見たことがありません。

「一度、本物を見たいものだ」

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