全米の「アジア人女性」が無視できなかった「1本の自虐動画」
同じような不満を抱えるアジア系アメリカ人の人たちが彼女たちに作品を送り、コラボレーションなどもしている。
(Photo by SAD ASIAN GIRLS CLUB)
影の薄いマイノリティ「アジア系」
多くのアジア系アメリカ人が反応したのは驚きではない。
なぜなら移民大国アメリカで、圧倒的にメディアの中での露出が足りていないのが「アジア系移民」なのだから。
2008年以降、米国内の移民の「40%」をも占めているにも関わらず、他の少数派グループに比べてもその存在感は極めて低い。
米国にいるアジア人のステレオタイプとして1番よく言われているのが「Model Minority:理想的な少数派」。
一見、悪いことではないようにも聞こえるので差別が指摘されにくい。
SAD ASIAN GIRLS CLUBでもそれをテーマにした動画がある。
※動画が見られない方はこちら
この動画では、ステレオタイプに勝手に押し込まれたことで、精神的に参ってしまったアジア人の女の子たちの話が聞ける。