「反女性差別・反資本主義・反人種差別」を掲げる女性ラッパー
やっと金曜日だ。みんな、私の奢りだよ!
全部いい感じだった。
バーであのガキが、瓶で殴られるまでは。
バーは大騒ぎ。ルーに聞いてみれば分かるよ。
異常だった。道はボルドーワインみたいに赤く染まった。
移民についてどう思うかって?耐えられないよ。
普段は他人のことなんて気にしないけどさ。
あいつらはここにリッチになるためにきてんでしょ。
吐き気がするよ。
イギリス!イギリス!
我国家万歳!
(Photo by Noemi Minami)
テンペストの曲を聞いてみたみなさんは何を感じただろうか。
彼女の声はとても「リアル」だとは思わないか。
隠すことも、おおげさにすることもなく、淡々と現実を詩にして私たちに届けてくれる。
マスメディアが都合の悪いことはなるべく放送しないようにする今の世の中で、
こういったアーティストの声が「本物の人」の声を代弁している気がする。
イギリスではEU離脱が決まり、新しい方向へと進んでいく中で、国民の「生の声」