「女性にウィンクしたら犯罪」。イギリスのある州では「ナンパ」が違法。
女性が道端を1人で歩いていると、知らない男性にしつこく声をかけられたり、集団に遠くから大声でからかわれたりした経験、1度はあるのではないだろうか。英語圏ではこの道端の性的ヤジ、すなわちストリート・ハラスメントを演劇のブーイングの名称からとって「キャット・コーリング」と呼ぶ。「危険」というほどでもないから今まで流してきたけれど、不愉快な体験をしたことのある女性は日本にもたくさんいるのではないだろうか?
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これは「NYCの街を女性が1人で歩く時のリアリティ」を隠しカメラで撮影したものだ。街を歩きつづけたところ、ビデオの中の女性はなんと10時間で100以上のヤジを飛ばされた。ウィンクや、口笛は含まれていない数でこれだ。世界中には、このなんとなく流しがちだけれども不愉快な「キャット・コーリング」と、様々な形で戦おうとしている人たちがいる。
私のTシャツ見ればわかるでしょ?
まずは、キャット・コーリングにファッションで立ち向かうブランドを紹介したい。アメリカ、フィラデルフィアを拠点にフェミニストなメッセージを、服を通して発信するブランドが存在する。
その名もフェミニスト・アパレル。
“お前に微笑めと言われる筋合いわない”