p.9 ホワイトウォッシング| 社会的NGワードスクラップブック【Politically Incorrect Dictionary】
そんな中、メキシコ人俳優を大ヒット作のスクリーンで見ることは彼女のお父さんにとって大きな意味があったのでしょう。『ローグワン/スターウォーズ・ストーリー』はハリウッド大作としては非常に珍しく多様性のあるキャスティングで高く評価されました。メインキャラクターたちは、女性、メキシコ人、アジア人、イスラム教徒…と全員“マイノリティー”によって構成されていたのです。しかし逆に言えば、『ローグワン/スターウォーズ・ストーリー』が革命的と言えるほど、ハリウッドは「白人至上主義」なのです。