4月29日は世界30ヵ国で「棄てられる野菜」を陽気に食べる日。
私たち人類はある「恐ろしい矛盾」を抱えてる。それは、現在の食料生産のペースでは2050年には世界の食料需要をまかなえなくなるという統計がある一方で、私たちは食糧生産の3分の1(約13億トン)を毎年食べずに廃棄しているからだ。食糧廃棄(フードロス)は様々な要因が絡み合い、食の生産から流通、消費の各段階に原因が点在する複雑な問題だが、実は日本ではこのフードロスの半分は一般家庭から出ているという。そんな食糧廃棄問題について、楽しく知ることができる画期的なイベントが、4月29日に世界70箇所で同時多発的に開催される。
30ヵ国の人々がフードロスを“楽しむ日”
世界中のより多くの人に「フードロス」の問題に危機感を持ってもらうために、 Slow Food Youth Networkは、今年から4月29日(土)を史上初の「ワールドディスコスープデー」と定め、世界30カ国以上にまたがる70以上の会場でディスコスープが同時多発的に開催する。日本にはじまり、ウガンダ、ケニア、ベナン、モザンビーク、タンザニア、イラン、ペルー、パラグアイ、ブラジル、メキシコ、米国、オランダ、フランス、スイスなど。
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