お嬢様学校での“違和感”をエネルギーに起業した26歳が語る、同世代に必要な「自己肯定のできる居場所」
“お嬢様学校”というと、お堅そうだから自分は入りたくないと否定的に感じる人もいれば、反対に「清楚さ」への好感や上品さへの憧れのイメージを抱く人もいるだろう。今回Be inspired!がインタビューしたのは、ある“お嬢様学校”に通った経験があり、そこで感じた「違和感」を原動力に、「21世紀を生きる女性の多様な生き方に寄り添い、サポートする事業」を行なうSHE株式会社を起業した26歳の中山紗彩(なかやま さあや)氏。 彼女は学校という「狭いコミュニティ」の危険性や、人が自分の人生を生きるのに必要な「自己肯定感」を感じられ、自分の価値を発揮できる場所の必要性など、普遍的な問題について改めて考えさせてくれた。
“お嬢様学校”で、彼女が初日から感じていた「違和感」
「髪が肩についたら二つ結びをする、胸上についたら三つ編みにする、ポニーテールはだらしないから禁止とか、そんな感じでした」。彼女が小学校から高校まで通ったのは、そんな一風変わった校則が存在する、「お嬢様学校」と称されるような私立の女子校だった。彼女は入学した日から学校に対して何かしらの違和感を感じていたそうだ。だから、ある意味で彼女は学校生活を通して「異端児」だったといえるのかもしれない。
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