p.19「“ブサイク野菜”をインド料理へ」。チャツネで年間700kgもの廃棄野菜を救うファミリー。「Eat Me Chutneys」|『GOOD GOODS CATALOG』
例えば、チャツネの原料となる砂糖はオーストラリアでは生産されていないため、代わりにパラグアイのフェアトレード認証の農家から仕入れている。また、チャツネに多用するスパイスは、アンキット氏の母親がインドで2年前訪れたフェアトレード農家から、そしてレーズンはトルコのオーガニック認証の農家から、こだわりと責任を持って仕入れている。
チョプラ家のチャツネがもたらした社会的なインパクト
もっとも大切なことは、このチャツネを見た人々が「チャツネが何を救うんだ?!」と言って食料廃棄について会話を始めることだ。彼らは、ただ、チャツネを販売して売り上げを得たいのではない。彼らは本当にシンプルに、地球と、そこに住む私たち人間と、私たちに残された資源のことを考えて行動しているのだ。スーパーマーケットやコンビニで、工業的に均一化されて販売された食品に対して違和感を感じたことのあるあなた。その違和感を忘れずに、あなたが今日、小さいことでも何か行動に移すことができれば、それは大きな社会的インパクトへの第一歩になるかもしれない。
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