くらし情報『“失敗した商品”だけを集めた博物館から学ぶ、「今年の失敗」をポジティブに考える方法。』

“失敗した商品”だけを集めた博物館から学ぶ、「今年の失敗」をポジティブに考える方法。

私たちの暮らす社会では、短い期間に多くの「新商品」が生み出されている。それは消費の中心となっている人たちが、基本的な衣食住には特に困ることがなく、何か目新しいものに楽しみを見出したい、そんな気持ちを持っているから。だから彼らの消費欲求に合わせ、メーカーが消費者の注目を集めることばかりに目を向けてしまうことがある。そこで生まれたものには、たとえば棒付きアイス「ガリガリ君」を製造する赤城乳業が数年前に発売した「ナポリタン味」のアイスバー。それ以前の「コンポタージュ味」や「シチュー味」は世間の注目を集めただけでなく売り切れが続出した。だがナポリタン味にいたっては思うように売れず、なんと3億円もの赤字を出したという。これは立派な“失敗作”ではないだろうか。同商品は所蔵されていないものの、似たようにヒットすることがなかった、むしろ「失敗した商品」ばかりを集めた博物館が今年、スウェーデンにオープンした。
この一風変わった博物館から、「失敗」との付き合い方を少し考えてみたい。
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