棄てちゃうなら、粉状にすればいい。廃棄食料の新たな解決策「ベルリン生まれのパウダーフード」とは
人間は古くから食料を「粉」にする技術を持ち、小麦を粉にしてパンを焼いたりうどんを打ったりしてきた。また現代では粉末に熱湯を注ぐだけで食べられるカップスープなどが、その便利さから一般的になっている。だが平成も終わりに近い2018年は、食料を粉末にして使う「粉もの」に違う視点から注目できそうだ。
世界や日本で増える「粉もの」の“スーパーフード”
ここ数年で話題になった「粉もの」といえば、Be inspired!でこれまでに紹介した“完全栄養食”として世界的に注目されたソイレントや、廃棄されてしまうおそれのある野菜を使用した、手軽に栄養がとれるNICE n EASY(ナイスンイージー)がある。