今、世界が欲しがるのは“プラスチックのごみ”。プラスチックを貴重品に変えるコミュニティ「Precious Plastic」とは
自動販売機に並ぶペットボトルやコンビニ弁当の容器…。私たちの生活には欠かせないプラスチックは毎日大量に製造されてはすぐにゴミとして廃棄される。使い捨てだと思っているプラスチックのことなんて気にも留めないかもしれない。だってただのゴミだから。しかし、そんなプラスチックからスタイリッシュな製品を自分で作り出せることを知っているだろうか。プラスチックがどのようにリサイクルされ、どのような製品に生まれ変わることができるかに関心を向けると、新しい発見があるかもしれない。

世界中で拡大する「プラスチック」の可能性を広げるコミュニティ
そんなリサイクルが欠かせないプラスチックに対し、エコな活動に取り組む人々がいる。Precious Plastic (貴重なプラスチック)は2013年にDave Hakkens(デイブ・ハケンズ)によって始められたプロジェクトで、プラスチックゴミの問題を解決するために活動するグローバルなコミュニティだ。
プラスチックのリサイクルが誰でもできるようにリサイクルに必要な情報をオンライン上で無料でシェアしていて、あらゆる国の人々が地域レベル・個人レベルで活動しやすいものとなっている。