オーストリアの若手農家が見出した、“サードウェーブコーヒーのゴミ”に潜んだビジネスチャンス
オーストリアで一流大学を卒業したある2人の若者が選んだ道は、農業。それも、「都会ならではの農業」だった。
@Elena Seitaridis
収穫したものは数時間のうちに契約しているレストランや個人に貨物自転車でお届け。使ったあとのコーヒーのかすは堆肥として再利用する。これは彼らがいうところの「きのこサイクル」である。
© Karin Hackl Photography
彼らのビジネスの根底にあるのは、彼らのプロダクトを通して消費者をインスパイアし、その消費者が行動を起こせるようなきっかけを作りたいという思い。そのため、自分たちのビジネスモデルや技術は透明化しており、ワークショップなどを通して知識を広める活動もしている。2017年1月には気候・エネルギー基金と農業省、農林省、水管理委員会から、オーストリアでもっともサステイナブルなビジネスを行うスタートアップとして『グリーンスター賞』を獲得した。
© Norbert Habring▶︎オススメ記事・「高級オーガニック野菜をお手頃に!」魚のフンを利用して野菜を育てる“インドア農業”の革命児、NYに現る。・消費者の「食べたい」に合わせて農家が食品を生産する、という“間違った”構造に終止符を打つレストランAll photos via Hut & StielText by Noemi Minami ーBe inspired!
コメダ珈琲店「2025年福袋」が登場! おしゃれバッグ&コーヒーチケットなどのほか恒例の「コメ宝くじ」も!