「ムダ毛があると恋できない?」恐怖心を煽る“脱毛サロン広告”が掲げるメッセージについて考えてみた
「ワキの甘い人は、全身甘い」なんてうまいことをいったようなコピーもあった。「わき毛の処理もできないようでは、社会からマナーのない女性だと思われてしまう、だから脱毛しましょう」というように脱毛を“女性に科された義務”のように騙っている。
「モテ」だけでは売れない時代のフェムバタイジングと脱毛広告
それでも、いくつかの女性向け脱毛広告を見ていると、「モテ」という言葉は以前に比べ身を潜めている気がする。代わりに台頭してきたのが、近年欧米で流行っている女性のエンパワーメントを促すメッセージを用いた「フェムバタイジング」の手法と、それにともなう「自信」というワードだ。フェムバタイジングとは、例えばP&Gの生理用品ブランドである Alwaysの広告に代表されるような、ジェンダー平等を訴えかけるフェミニスト的メッセージを盛り込んだ広告を指す。
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