#12 「日本を責めたいわけじゃない、でも知って欲しい」。日本にまつわる“韓国の思想”をアートで体現する女性|GOOD ART GALLERY
多種な素材を使うことで彼女の多面的なアイデンティティ、伝統的ながらもモダン、そして東洋と西洋の文化両方を持つ自分を表現できる。自身の体験を通し社会のタブー、フェミニズム、セクシュアリティと抑圧といった様々な問題を描く。
ローレン・ハナ・チャイ
彼女の作品一つひとつは、は彼女の自伝。今では、2つの文化の狭間で育てられたことを大事に思う彼女。2つの文化から自分に合う部分をとりながら活用しているという。だからこそ彼女は、韓国文化をすべて自分の文化とは思えなくても、理解ができる。過去に散乱していた自分のアイデンティティがアートを通してひとつになりつつあるという。私たちも日本人として、歴史に目を向けることで、みえてくるものがあるのかもしれない。
Lauren Hana Chai(ローレン・ハナ・チャイ)
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