「カワイイってだけでペットを飼う人が多い」。モデル咲月が“動物と人間のフェアな関係性”を主張する理由
と名付け、現在も大切に飼っている。そんなわけで結局飼い犬はペットショップで購入することとなり、実際に自分で施設を見に行くこともなかったが、動物を保護する団体やブリーダーから犬をもらう話を聞いた当時の気持ちを振り返ると、想像がネガティブにしか働かず「どんな犬が来るのだろう?」と不安があったという。しかし譲渡会を開催する団体やペットショップ、ブリーダーについて調べていくうち、ペットショップから買うよりも動物愛護団体から譲渡してもらうほうが飼うにあたっての基準が厳しく試験期間を経なければ飼えないため、双方にとってフェアな関係を築きやすいことを知ったのだ。さらに、譲渡会から里親として犬を迎えることはその一匹の犬を救うだけでなく、譲渡会を開いた動物愛護団体に一匹分の枠を空け、殺処分の対象とされていた犬のなかから一匹を保護することにもなり、それだけで二匹の犬や猫などが助けられることになる。
5月26日から原宿で開催されることになった彼女のイベント“Growls”*1では、動物愛護について調べたことをまとめた咲月のZINEや、古着屋と共同で動物に関するグッズが販売されるだけでなく、里親になることに興味のある方へ団体を紹介したり、動物の愛護に関する署名活動などを行ったりする。