トトロのモデル“トロール”を発見! 衝撃の記録『トロール・ハンター』公開決定
(Photo:cinemacafe.net)
あのムーミンのモデルであり、『ハリー・ポッター』や『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズに登場する北欧の国々に伝わる妖精“トロール”。このたび、その愛すべき妖精の生態を明らかにする驚きの記録映画『トロール・ハンター』が公開されることが決定した。
先に挙げた映画や、日本では『となりのトトロ』やゲーム「ドラゴンクエスト」でもおなじみのトロール。北欧では地方ごとに伝承の差はあるが、“山トロール”と“森トロール”の2種類が存在し、知能レベルは極めて低く、人をすぐに食べてしまうと言われている。日常で、物がふと無くなってしまったとき“トロールのイタズラ”と言うなど、ノルウェーではいまだに多くの人々がその存在を信じており、お土産でもトロール人形が販売されている。
映画は、ノルウェーのボルダ大学の3人の学生の手によるもの。彼らは、地元で問題となっている熊の密猟問題に関するドキュメンタリー映像を収めるために森へ。密猟者を追う中でハンスという男と出会い、彼を尾行するのだが、その先で彼らはトロールを目撃する。
ハンスはノルウェイ政府がトロールの存在を隠蔽するため、人里に現れそうなトロールを狩ることを目的に雇ったトロールハンターだったのだ。