全編“手話”で描く!カンヌを沸かせた『ザ・トライブ』ビジュアル解禁
とふり返る。「自分が受け入れられたと知って、本当に嬉しかった」。
また、初挑戦となった演技については、「ろうあの役者が耳の聞こえる役者と同じように演じることができると証明したかった。未だに、耳の聞こえない人は正常じゃないって思ってる人が多い。これは信じられないくらい敬意が欠落している証拠。耳の聞こえない私は、こういった態度に傷つく。耳が聞こえないということは才能を持つことを邪魔しない。もちろん努力しないといけないし、進歩しなければならない。
そしてもちろん少しのチャンスも必要」と真摯に語る。
手話や身ぶり、表情、眼差しのみで、人物背景や物語のみならず、感情をすべて表現させ、オールヌードも披露したヤナ。本作での演技を高く評価された彼女は、ヨーロッパの品格と名声高き映画と映画人のアソシエーションである、EFA(ヨーロピアン・フィルム・アカデミー)に、ベラルーシ人女性として初めて選出。映画公開に合わせ、初来日を果たしている。
『ザ・トライブ』は4月18日(土)よりユーロスペース、新宿シネマカリテほか全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)
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