トム・クルーズ、不可能を可能にする“イーサン・ハント”の最新写真&撮影秘話が到着!
あの状態で目を開けて撮影できるかも、何度もテストが行われた。また、翼の上に立っているときにはエンジンから噴き出る燃料が直接トムの体にかかったり、徐行しているときでさえ噴煙(ガス)を吸い込んで目に入ったりしたので眼球全体をカバーできるレンズを着装し、瞳孔や網膜を守っていたという。
さらに、衣装はスーツ姿だったが、地上1,000フィート(約304.8m)毎に気温が下がるため、相当な寒さも予想された。監督いわく、「これほど緊張感のあふれる撮影現場は初めてだったよ。トムは『僕が(スタント中)、本当に辛そうに見えてもそれは演技の一部だから、カメラを止めないでといったんだ。本当にもうダメだというサインを出すまでね』と言っていたんだ。リアルなスタントを追求するトムならではの姿勢だけど、実際撮影を楽しんでもいたと思うよ」と撮影をふり返る。
◆理想のショットのため、8回も撮影!?
トムは飛行機のエンジンがまわり始めてから、上昇、地上走行、滑走路での走行、離陸、飛行、引換して着陸、そしてエンジン停止まで機体の側面にずっと張り付き、理想のショットを撮影するため、なんと8回も同じことを繰り返したという。
トムの身体は離陸中、何度も機体の壁にたたきつけられていた。