【特別映像】“チャッピー”を育てるギャング役に抜擢…「ダイ・アントワード」とは?
本作でニンジャとヨーランディはヨハネスブルグのストリートギャング役で出演。ドラッグ取引のミスで、街を牛耳るボスに大金を払わねばならなくなった2人は、困り果てた末に市警が導入したばかりのロボット警官を盗み出して銀行強盗を企む。歴史上初めてAIを搭載して誕生したロボットは、“チャッピー”と名づけられ、味方になるようプログラミングしようと企むギャングのもとで育つことになる。
今回、公開された特別映像でブロムカンプ監督は「ギャングがチャッピーを育てたらというアイデアが突然浮かんだ」と2人の起用について明かす。さらに「俺たちはニールの大ファンなんだ。映画に出てくれと言われたとくは震えたよ」とニンジャは喜びを隠せない様子だ。この2人を抜擢した背景には、ブロムカンプ監督が求めるリアイリティの追求があったよう。チャッピーの家となるアジトを飾り付けるため、“リアル”な「ダイ・アントワード」のアートワークや音楽を使い、映画の中のニンジャとヨーランディを融合させている。
「私たちの服装や話し方、ふるまい方のスタイルをZefっていうの」とヨーランディが話すように、隠れ家のデコレーションだけでなく、イラスト、チャッピーのボディペイントなどさまざまな箇所に“Zef”スタイルが散りばめられている。