2014年10月6日 10:06
TIOBEプログラミング言語ランキング - DartとSwiftがトップ20入り
TIOBE Softwareから、2014年10月のTIOBE Programming Community Index(PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。2014年10月におけるインデックスは次のとおり。
2014年10月はGoogleが開発を進めているプログラミング言語Dartが初のトップ20入りを果たし、17位に付けたことが注目される。JavaScriptの置き換えを狙った次世代のプログラミング言語はいくつか開発が進められているが、トップ20入りしたのはDartが初めて。
Dartの普及は当初、Google以外のブラウザベンダーがDartを採用するかどうかわからないなど、不確定な要素があり、緩やかなものだった。しかし、この数年間の開発期間を経て、Dartが生成するJavaScriptコードの性能がきわめて高いものになったことから、JavaScriptを置き換える言語として注目度が上がっている。また、これに呼応するようにJavaScriptのシェアが減少している点も注目される。