2014年10月7日 19:32
VAIO、プロトタイプPCの開発ストーリーを公式サイトで紹介
VAIOは7日、米ロサンゼルスで開催されているクリエイター向けイベント「Adobe MAX 2014」における、同社初となるタブレットPCの試作機の参考展示と合わせ、同社公式サイトに、展示した試作機「VAIO Prototype Tablet PC」の開発ストーリーを公開した。
■関連記事
ベールを脱ぐ新たな「VAIO」、そのコンセプトとは――VAIO・商品企画の伊藤氏に聞く
公式サイトでは、VAIOの商品企画を担当する伊藤氏による、試作機開発までのストーリーが綴られている。試作機の開発は、PCと紙のノートを両方持ち歩いている人を見て、伊藤氏が「PCは人の"発想"に関する面が弱い」と感じたことがきっかけ。そして、発想するところから、まとめて伝達する、という一連の作業がPCでできれば、強力なデバイスになるのではと考え、ペンタッチ機能に注力したPCの開発が進められたという。
公開された試作機の主な仕様によると、CPUがCoreシリーズのHプロセッサ(Quad-Core)、グラフィックスがCPU内蔵のIris Proとなっており、Iris Proの搭載から、Haswell世代のCore iシリーズを搭載することがわかる。