2014年10月23日 08:30
シュナイダー、DCやサーバルームの最適化をアドバイスするサービス
シュナイダーエレクトリックは10月22日 、データセンターやサーバルームのエネルギーの効率化に向けたライフサイクルを総合的にサポートする新サービス「データセンターライフサイクルサービス(DCLS)」の提供を同日より開始すると発表した。
同社は、データセンターやサーバルームのライフサイクルを計画・設計・構築・運用・解析の5つのフェーズに分類するが、DCLSは各フェーズでのコンサルティングサービス、アセスメント、構築段階でのプロジェクトマネジメント、運用段階での各種運用支援サービスからなる。
日本国内では「コンサルティングサービス」と「アセスメントサービス」の2つのサービスから開始し、順次サービスを拡大していく。
コンサルティングサービスは、建築や設備の計画段階でITシステムが必要となる要件を漏れなく反映させ、設計や構築段階では実運用に適したデータセンターやサーバルーム建設のサポートをする。すでにデータセンターやサーバルームを運用しているユーザーには、設備更新や増設・移設の検討に際し、長期にわたって今後も安全で高効率、高可用性を維持していくための支援をする。
一方のアセスメントサービスは、データセンターやサーバルームの環境や設備機器の実効能力を調査し、電力消費量、冷却能力、運用効率などを分析することで現状の課題と今後の改善ポイントを可視化する「データセンターの健康診断」