2014年10月23日 15:56
コンパクトで手軽! 未来感覚を味わえる3Dプリンタ「MakerBot Replicator Mini」
とはいえ、寝室に3Dプリンタを置く人は少ないと思うので、実質的には問題にならないだろう。
象はこんな形で完成する(下の写真参照)。象とビルドプレートの間に広がる部分は、造型を安定させるためのサポート材である。これをはがせば、象の完成だ。
ちなみにこの象、一体成形されているように見えるが、内部構造を作ることができる3Dプリンタの利点を最大限に活かしている。プリントされた直後は両脚を前後に投げ出している姿勢なのだが、脚をたたむ方向に力を加えると、軽い手応えとともに脚がそろって動き、象を立たせることができるようになるのだ。削り出しの工作機械では不可能な、プリントしただけで動かせる人形なのである。
●3Dプリンタでランプホルダー作成にも挑戦!!
○実用性のあるものも作ってみたい!お役立ちグッズ編
「Thingiverse」には、実用的なちょっとした小物も数多く投稿されている。
ここで筆者が見つけたのがランプホルダーだ。ガラス製のものはよく見かけるが、筆者の家のランプはLED。となれば、3Dプリンタ製のランプホルダーでも問題ないはずだ。
複雑な面を組み合わせた外形だったこともあって、プリント時間は長くかかったが、できあがったのは、ゆがみがまったく感じられないシャープなものだった。