2014年11月11日 17:52
新・OS X ハッキング! (127) 知られざるツール「Widget Simulator」
に本腰を入れているかは明白。DashboardのHTML5を意識したアプローチも悪くはなかったが、Appleの"ネイティブ"に高い優先順位を置く戦略は一貫しており、App Extentionsのウィジェットもその延長線上にある。Yosemiteの次のOSでは、その存在感がさらに増しているかもしれない。
○「Widget Simulator」の使いかた
ウィジェットはアプリケーション(*.app)の体裁をとるが、そのバンドル内部にモジュール(*.appex)を持つ。このモジュールが通知センターと連係することにより、ふだんは単独動作するアプリケーションをウィジェット化するというわけだ。この場合、ウィジェットが機能の出し手で通知センターが機能の受け手、と考えていいだろう。ただし、「天気」などウィジェットとしてしか存在しないものもある。
では、通知センターと同じ"受け手"としての能力を備えたアプリケーションを用意するとどうなるか。
それが「Widget Simulator」であり、通知センターの「今日」タブと同じ内容を表示できる開発者向けのシミュレータだ。
Widget Simulatorは開発環境(Xcode)