2014年12月15日 17:29
iPhone/iPadで、目疲れ少なく電子ブックを読むには?
書籍や雑誌のコンテンツをスマートフォンやタブレットで楽しめる「電子ブック」。タイトル数は順調に伸びており、Appleもオンライン書店「iBookstore」を展開している。iOSには電子ブックリーダ『iBooks』が純正アプリとして用意され、購入から閲覧まで一気通貫した読書環境を提供している。
しかし、iPhoneはカラー端末。高速に画面を書き換えることで表示を保つ液晶ディスプレイの構造上、やむをえない部分もあるが、次第に読み疲れしてくることは確かだ。
そこで検討したいのが、iOSのアクセシビリティ機能。『設定』にあるスイッチをオンにすれば、画面をつねにスケールで表示することが可能なのだ。本来は視覚になんらかの障がいを抱える人のための機能だが、長時間見続けた場合グレースケールのほうがフルカラー表示より目の疲れが少ない。
画像の点数が多くレイアウトが一定しない雑誌コンテンツはともかく、テキスト主体の書籍コンテンツであればカラーにこだわることもないだろう。
設定方法はかんたん、『設定』を起動して「一般」→「アクセシビリティ」の順にタップし、視覚サポート欄にある「グレイスケール」スイッチをオンにすればいい。