400万ダウンロード! 日本郵便公式アプリ「はがきデザインキット 2015」の利用状況とは
という狙いがあったと言う。年賀はがきを売った後のアフターケアに乗り出したというわけだ。最初はテンプレートや画像パーツをダウンロードできるといった簡単なサービスだったが、今は市販の年賀状作成ソフトに負けないものにまで進化し、昨年はPC版のみだけで400万ダウンロードを記録した。
更に、2012年からはスマホ版の提供も始め、同年のダウンロード数は15万件だったものが翌年は30万件、昨年は40万件、現在ダウンロードできる2015年版はそれをはるかに超える勢いで伸びている。PC版での利用者は男性、やはりお父さん世代が多いようだが、スマホ版では女性の利用が大幅に伸びているとみられる。スマートフォンで日常の写真を撮ることが多くなり画質も向上しているため、そのまま年賀状印刷に使えるという手軽さが受けているようだ。
利用者の声を聞いて年々改良を重ねている「はがきデザインキット」。「みなさまいろいろご意見をくださって、参考にさせてもらっています。
ただ、プリンターの設定の仕方まで問い合わせでいただいたときは驚きましたね(笑)」と西村さん。
おせち料理を食べなくなるなど、お正月気分を感じられる行事も減り続けている今の世の中。