子どもの入院、往復4時間以上かかる病院でも「毎日付き添いする」親が62%
公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンはこのほど、子どもの入院実態に関する調査結果を発表した。同調査は11月27日~12月1日、インターネットで実施。予備調査対象の8万767名から、30歳以上の既婚で子どもありの男女774名(自宅と病院の距離のグループごとに、258名ずつ均等割り付け)を抽出し対象とした。
「自分の子どもに入院経験があるか」を聞いたところ、37.5%の人が経験があることがわかった。また、"遠距離看病"を「自宅と病院の距離が2時間以上」と定義した場合、子どもが入院している家庭全体のうち2.1%が"遠距離看病"に該当しており、50人に1人の割合を占めた。
"遠距離看病"経験の親へ「自分の子どもの入院先として、その医院・病院を選んだ理由」を聞いたところ、「病院から紹介を受けた」が50.4%で最も多かった。続いて「適切な治療のため」(37.2%)があがった。
"遠距離看病"経験の親へ「どの程度の頻度で付き添いましたか」と質問したところ、最多層は「毎日/週7日」(62.4%)で、週平均は5.63日だった。
"遠距離看病"経験の親へ「入院中の子どもとのコミュニケーション手段」