2015年1月9日 18:58
2015年は3つ新製品で新規市場を開拓する - 米NETGEARファルコン氏
「タブレットやモバイル、IoTといったトレンドを受け、高速回線に対するニーズが急増している。家庭内ネットワークはもとより、回線を提供するキャリアやプロバイダー、SOHO、企業が高速で品質のよい製品を求めるようになった。実際、当社の10Gbitイーサネットに対応したLANスイッチは昨年、90%以上のシェアを獲得した」
米NETGEARのオペレーションズ&サポート担当シニアバイスプレジデント、マイケル・ファルコン(Michael Falcon)氏は、近年のネットワークに対するトレンドについてそう話す。
たとえば、米国のコンシューマ市場では100ドルを切る安価なルーターよりも、11ac(IEEE802.11ac)に対応し、高速で高品質な無線通信ができる200ドルを超える価格帯のルーターが売れるようになってきたという。
「11b/gから11nへの切り替えは何年もかけてゆっくりと進んだおかげで、当社の54Mbpsに対応した無線LANルーターはロングセラーになった。だが、ハイエンド機種に対するニーズを見ると11acへの切り替えはおそらく2~3年しかかからない。今はまさにトレンドが大きく変わっているところだ」