くらし情報『足元では軟調ながら、引き続き注目されるメキシコ・ペソ』

足元では軟調ながら、引き続き注目されるメキシコ・ペソ

メキシコのGDP成長率は低迷気味でしたが、2014年10-12月期以降は前年同期比3%を超える水準が続くと予想されています。

今年の半ば以降、米国で利上げが見込まれており、新興国への投資資金の流入ペースの鈍化や資金流出の可能性が懸念されています。ただし、メキシコの場合、米国景気に牽引される形で成長の加速が見込まれるだけでなく、米国に追随して利上げが予想されています。さらに、経常収支は赤字ながら、他の新興大国ほど大幅ではないほか、豊富な外貨準備や信頼性の高い金融政策に加え、今年から実行段階に移るエネルギー改革などの大胆な構造改革により、潜在成長率の向上が見込まれていることなどから、景気持ち直しや原油市況の落ち着きが確認されれば、メキシコとともに通貨ペソは今後、投資家の注目を集めるものと期待されます。

(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)

(2015年1月13日 日興アセットマネジメント作成)

●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」

※1 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。

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