2015年1月13日 18:17
2014年の世界半導体市場は前年比7.9%増の3398億ドルの見通し - 米Gartner
また、2014年には、4000万個のタブレット向けプロセッサを出荷することを目標に掲げ、それを達成する見込みだが、値下げとインセンティブの付加を余儀なくされた。PC向けではAMDから引き続きシェアを奪い、出荷数量を伸ばしたものとみられるという。
このような中、SK HynixやMicron Technologyなどのメモリベンダーは売上高を伸ばし、ランキングを上げている。2年連続で高成長となるSK Hynixは、売上高の80%がDRAMとなっている。Micron Technologyは前年比41.0%増となり、順位を1つ上げた。2013年にエルピーダメモリを買収したことが、上位25社の中で最も高い成長を遂げた企業の1つとなった要因であるとしている。
日本メーカーでは、東芝が前年比2.8%増の6位となった。日本企業の売上高は、2013~2014年にかけての6.6%の円安の影響で、ドルベースに換算した場合はマイナスに振れることになる。
東芝は、NAND型フラッシュの売上高はスマートフォン向けが好調に推移したものの、価格が下落したためほぼ横ばいで推移した。一方、システムLSIやディスクリートでは、車載、産業向けやモノのインターネット(IoT)