"キー"は着脱式に! 液晶ペンタブレット「Cintiq 27QHD」を使ってみた (5) 新搭載のワイヤレスコントローラー「ExpressKey Remote」
タッチホイールは、Cintiq 24HDやIntuosでお馴染みのもの。センターボタンにより、3つの機能(デフォルトでは画面拡大、回転、ブラシサイズ変更)がホイール操作で行える。
圧倒的なのは、17個配置されたファンクションボタンだ。24HDで片側5個ずつ、22HDで片側8個だったので、倍増以上だ。これだけの数があれば、自分のワークフローに合ったショートカットを設定するのに十分だろう。また、縦横自由に配置できるので、オプション、シフトなどの修飾キーと、任意の文字をそれぞれのボタンに設定し、ボタンをふたつ押す「キーボードショートカット」と同等の使い方もできる。
さらにExpressKey Remoteは最大5台まで、同時に接続できるという。旧来のCintiqのように、画面の左右両側にコントローラーを貼り付けることができるというわけだ。
特に使いやすいと感じたのは、ホイール周辺に配置された5つのボタン。3つのLEDがデザインとして印象的で、ボタンの位置を覚えやすい。ホイールと近いので誤操作してしまいそうだが、ボタン部分ははっきりと盛り上がっているので、慣れればその心配はないだろう。
ExpressKey Remoteは充電式で、本体横のUSBサービスポートから充電する。