軽量モバイルPC「LaVie Hybrid ZERO」登場、13.3型の世界最軽量を更新
軽量化の施策として、従来底面のみに採用していたマグネシウムリチウム合金(Mg-Li合金)を、新たに液晶バックカバーとボトムケースに採用。特に液晶バックカバーでは金型を用いた鍛造加工(圧力を加え成形)を新たに導入し、加工の難しいMg-Li合金の成形を実現した。
また、ディスプレイも軽量化。2014年秋冬モデルでは、2枚の電極フィルムの上にガラスを載せていたが、春モデルではガラスに代わり電極フィルムを重ねるFFF構造を採用した。また、従来より軽量なLCDを採用したほか、きょう体に組み込む一体型成形により金属フレームを省き、薄型化・軽量化を図った。
デザイン面では、従来から奥行きを5mm小型化。また、見た目のシャープさと手当たりの良さを両立する狙いで、エッジ部は面取り仕様となっている。このほかクラムシェル型モデルでも2軸ヒンジを採用し、180度のオープンを可能とした。
仕様面の進化点は、Broadwellこと第5世代Intel Coreの搭載や、2,560×1,440ドット(WQHD)液晶搭載モデルの拡充、最上位モデルで8GBメモリの実装など。また、ヤマハの音場補正技術「AudioEngine」