くらし情報『アズジェント、マルウェアを無害化する新ソリューション「Secure Data Sanitizetion」』

2015年1月29日 07:30

アズジェント、マルウェアを無害化する新ソリューション「Secure Data Sanitizetion」

アズジェント、マルウェアを無害化する新ソリューション「Secure Data Sanitizetion」
アズジェントは1月28日、道路や鉄道、水道などを対象とする重要社会インフラ向けマルウェア対策ソリューション「Secure Data Sanitizetion(SDS)」を2月1日より販売すると発表した。

Secure Data Sanitizetionは、イスラエルのVotiroが提供する新しいタイプのセキュリティソリューション。「今までのサンドボックスなどとは異なる、コロンブスの卵的な発想、発想の転換で作られたソリューション」とアズジェント 代表取締役社長 杉本 隆洋氏が語るほどのもので、マルウェアを含んでいるという「可能性」を重視して、すべてのファイルをサニタイズ(無害化)する。

杉本氏によれば、欧米の金融機関を狙った標的型攻撃の中で、サンドボックスやアンチウイルスといった多層防御構造を敷いていたにも関わらず多くの金融機関が被害を受け、1行だけVOTIOROのソリューションを入れていたことで問題が起きなかった事例があったという。ほかにも、イランの核関連施設を襲ったサイバー攻撃も「『Votiroを入れていれば事件は起こらなかった』と言う専門家もいた」(杉本氏)ほどだという。

具体的にどのような挙動を行うのか。

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