2015年1月30日 19:48
ロンギヌスの槍は本当に月に刺さるのか? - エヴァ20周年企画にハクトが協力
1995年にテレビ放映が始まったアニメーション作品「エヴァンゲリオン」。その20周年を記念して、1月30日、劇中に登場する「ロンギヌスの槍」を本当に月に刺そうというプロジェクトがスタートした。資金はクラウドファンディングで調達する計画。月面レース「Google Lunar XPRIZE(GLXP)」に参加しているチーム「ハクト」が技術協力するという。
ロンギヌスの槍は、エヴァ零号機が使徒を倒すために投げ、そのまま月に突き刺さったという設定のアイテム。今回の「ロンギヌスの槍を月に刺すプロジェクト」では、この名シーンの再現を目指す。アニメ作品と本物の月面を結びつけようとする、非常にユニークな試みと言えるだろう。
プロジェクト実行委員会の平井真貴代表によれば、「エヴァ20周年に相応しい壮大で面白いこと」を考える中で、アイデアの1つとして、ロンギヌスの槍を月に刺すという話が出てきたという。
「最初は冗談みたいだったが、これがもし本当に実現できたら最高に面白い」ということで、いろいろ手段を探し、出会ったのがハクトだった。
ハクトはGLXPに日本から唯一参加している民間月面探査チームである。重さ8kgと2kgの超小型ローバー(探査車)