くらし情報『XYZプリンティング初の光造形式3Dプリンタ「ノーベル 1.0」発表 -税込20万円強で3月発売「プロシューマにも満足してもらえる」』

2015年2月10日 18:22

XYZプリンティング初の光造形式3Dプリンタ「ノーベル 1.0」発表 -税込20万円強で3月発売「プロシューマにも満足してもらえる」

レーザー光は本体下部から照射され、2枚のミラーで反射してタンクスロットに届く仕組み。素材となる専用レジンは、当初はクリアのみの用意するが、順次レッドやブルーなど、カラーバリエーションを増やしていく。

同社の吉井宏之ゼネラルマネージャーも、「ノーベル 1.0」の大きな特徴は価格面と強調する。同社が属する新金宝グループ全体で培った部品調達やコスト削減のノウハウを集結させ、「ダヴィンチ」シリーズと同じく誰にでも手が届く3Dプリンタを目指したとする。

製品自体はミドル・ハイレンジとし、「プロシューマーの中の下位モデル、コンシューマ向けの『ダヴィンチ』シリーズの上位モデル」と位置づける。0.025mmの積層ピッチの実現でフィギュアやジオラマなど趣味の分野から、建築事務所やデザイン事務所でのモデル製作まで、「『ダヴィンチ』に満足できなかった人や、プロシューマーも満足する」高精細な出力が可能とした。

この他の特徴として、造形レビューや積層ピッチ設定などが行える同梱の専用ソフトウェア「XYZwareNobel」、レジン残量を一定に保つレジン自動充填機能、PCレスでデータを出力するUSBホスト機能などを紹介した。

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