2015年2月17日 13:42
Red Hat、OpenStackとの統合を強化したEnterprise Virtualizationの最新版
米Red Hatは、エンタープライズグレードのクラウドインフラ基盤の構築と従来の仮想化ワークロード向けITインフラのデプロイメントを両立させるRed Hat Enterprise Virtualization 3.5の提供開始を発表した。
Red Hat Enterprise Virtualization 3.5は、オープンスタンダードに基づいてミッションクリティカルなワークロードのための標準化されたサービスを提供し、仮想化インフラのプロビジョニング、設定、およびモニタリングに対する可視性を向上した。
ホスト当たり4TBのメモリ、4TBの vRAM、および仮想マシン当たり160vCPUをサポートする。
Red Hat Enterprise Virtualization 3.5の重要な新機能は、次のとおり。
・Red Hat Satelliteとの統合によるベアメタルホストのライフサイクル管理とプロビジョニング
・oVirt Optimizerとの統合による高度なリアルタイム分析を通したコンピュートリソースの最適化。これによって、ユーザーは新たな仮想マシンのプロビジョニングに際し、自らのニーズに最適なリソース割当てのバランスを特定できるようになる。