メス猫は避妊手術をする場合、たいてい開腹手術となる。実家の女の子も、実際お腹をあけて手術をした。手術の傷口をなめないよう、エリザベスカラーをつける猫もいるが、術後服という猫用の服を着用する子もいる。エリザベスカラーを自分ではずしてしまう子もいるためだ。
我が家にいる猫は二人ともオス猫だ。なので、避妊手術は当然なく、必然的に開腹手術を今までしたことがない。が、今後、考えたくはないが何かの病気になってしまい開腹手術が必要になるかもしれない。もちろん事前に常に健康に気を配り、元気な状態を維持するのが飼い主の努めではあるのだが、どうしても病気になる時もあるだろう。
去年兄猫がわきの下にハゲをつくり病院でぬり薬をもらった際、大変だったことがあった。ハゲ自体は一週間ほどですぐに治ったのだが、突発的なハゲだったので、エリザベスカラーが家になかったのだ。近くのペットショップにもどこにも売っておらず、すぐさま対応ができなかったのである。
ハゲ事件で学んだことは、「病気にならないよう事前に手を尽くすべきだが、万が一なった時に必要になる最低限のものは揃えておくと飼い主自身もすごく助かる」ということだ。
ということで、急きょ術後服が必要になって慌てないよう、術後に使えそうだと判断したペット用の洋服を入手した。