「こよみVol.70」で、ファンドの運用成果は、「トータルリターン」で見る必要があるとお話ししました。「トータルリターン」とは、ある一定期間の基準価額の差額にそれまでに受け取った分配金の合計を足したもので、ファンド全体としてどれくらいのプラス(あるいはマイナス)になったかなど運用成果を測るものです。
「分配金込み基準価額」は税引前の分配金を再投資した場合のものであるため、実際の運用成果とは異なりますが、「分配金込み基準価額」を見ることによって運用成果をおおまかに掴むことができます。つまり、「分配金控除後の基準価額」ではなく、「分配金込み基準価額」を見ることが大切なのです。
(2015年2月27日 日興アセットマネジメント作成)
●日興アセットマネジメントが提供する、コールセンターに寄せられたお客さまの素朴な疑問に、毎回漫画入りでわかりやすく回答する「こよみ」からの転載です。→「こよみ」
※1 当資料は、日興アセットマネジメントが投資信託の仕組みについてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。