年収300万円未満・男性・30代・未婚は、勤続意欲が低い傾向に
○出世願望があると、勤続意欲も高め
続いて、勤続意欲を出世願望の有無別で調査した結果、性別、年齢別、未既婚別のすべてのカテゴリにおいて「出世願望あり」が「出世願望なし」を上回る結果となった。また、役職別では、高い役職ほど勤続意欲も高まる傾向が伺えたことから、調査では「高い出世意欲とやりがいをもって、精力的に職務に取り組む人間の多くは、企業に評価されることで相応の役職と一定水準以上の収入を得ることで、それを一層のモチベーションに変え、長きにわたって企業の繁栄に寄与する可能性が高いということが分かります」としている。
○「農業」が勤続意欲100%!
最後に、業種別で比較したところ、「今後も勤め続けたい」という回答が最も多かった業種は、「農業(100.0%)だった。次いで「公務(83.0%)」、「教育、学習支援業(73.1%)」と続いた。
一方、「勤め続けたくない」という回答が最も多かった業種は「飲食店、宿泊業(64.3%)」だった。前回、最も勤続意欲の高い業種であっただけに、最近の外食チェーン店のワンオペレーションに代表される過酷な労働環境を反映した結果と言えそうだ。そのほか、「不動産業(50.0%)」、「娯楽業(50.0%)」なども、勤続意欲の低い職種となった。
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