ノベル、「SUSE Enterprise Storage」を提供開始しストレージ事業参入
Cephは分散ストレージ、オブジェクトストレージとして利用でき、人気が高い。SUSE Enterprise Storageは、1つのソフトウェアでパラメータを変えるだけで、4つの用途に対応できるという柔軟性がある。とくに、ミッドレンジ以下をターゲットに販売していきたい」と述べた
テーゲットはパブリッッククラウドサービスを第一に、OpenStackのストレージ、Hadoop/HPCなどの分散処理用Storage、一般的な共有ファイルシステムなどの利用を想定しているという。
代表取締役社長の河合哲也氏は、「最近はSoftware Definedが大きなキーワードになっており、これが今回の発表の背景になっている。すなわち、これまで専用機だったものが、Software Definedに置き換わっている。そこで、ソフトウェアベンダーでもあるノベルもストレージ業界に参入する。まずは、Cephを普及することを目的に、戦略的な価格設定にした。今後はパートナーと組んで、クラウドサービスプロバイダに提供していきたい」と述べた。