TI、近赤外線分析向けにフルプログラマブルMEMSチップセットを発表
854×480個のマイクロミラーがプログラマブルに高速駆動できることで、先進的なフィルタリングを提供し、各種アプリケーションにおいて迅速な計測を実現する。
同チップセットとBluetooth や Bluetooth low energy 対応の評価モジュール(EVM)「DLP NIRscan Nano」を組み合わせることで、ポータブルのアナライザを簡単に試作し、ウルトラモバイルの分光計を迅速に開発できる。
同モジュールは、90cm3とポケットに入るフォームファクタで、900nmから1,700nmの高分解能の波長領域を提供、先行の高解像度EVM「DLP NIRscan」を継承。
TIのデュアルモードBluetoothワイヤレスネットワークプロセッサモジュール「CC2564」を組み込み、Bluetooth やBluetooth low-energyの各機能が、iOSやAndroidのアプリ開発各社に、EVMプラットフォームへのワイヤレス接続機能を構築する能力を提供する。ARM Cortex-M4 CPU、1MBフラッシュ、256KB RAM、10個のI2Cモジュール、8個のUART、4個のQSPIモジュール、USB 2.0その他の豊富な機能を統合したマイコン「TM4C129x」