新生活シーズン、引越先のインターネットはどうする? 便利なモバイルルーターの各社サービスを徹底比較
ソフトバンクの「303ZT」もワイモバイルの「305ZT」も下り最大165Mbpsに対応しているが、本稿執筆現在、提供エリアは一部の地域に限られる。
各社の主要サービス内容を表にまとめ、まず気になるのがWiMAX 2+の「速さ」と「月間データ通信量に制限がない」という特長だ。既述の通り、NTTドコモでは「PREMIUM 4G」のサービスが始まらない限り、下り最大225Mbpsの通信速度を実現できない。これに対し、UQコミュニケーションズのWiMAX 2+では現行のサービスのままで下り最大220Mbpsが実現できる。そしてやはり、データ通信容量の制限がない、というメリットは非常に大きい。引越先で新生活を迎える人にとっては、自宅でも外出先でも安心して存分に使えて、固定回線の代わりにもなるモバイルルーターは、賢い選択肢と言えるかもしれない。
ちなみにWiMAX 2+の利用エリアに関しては、2015年春に全国のWiMAXエリアとほぼ同等程度まで拡大する予定。au 4G LTEは2014年3月の時点ですでに人口カバー率99%に到達している。
住まいの地域に関係なく、日本全国で快適な通信が利用できそうだ。