SNSで攻撃する人は、運転になると性格が荒くなる人と同じ- 英・研究が報告
84パーセントがオンラインの場合は、普段より簡単にイライラし、相手に対して怒りを感じやすくなると解答している。特に若者はネットで性格が急変しがちで、18~24歳ではおよそ26パーセントが"いつも"カッとなることが判明している。他の年齢層では、35~44歳では18パーセント、55歳以上では11パーセントだ。
本調査は調査会社のワンポールが実施したもので、大勢の人がオンライン上でカッとなって後悔した経験があることを浮き彫りにした。
これによれば、およそ35パーセントの人が怒りに任せて返信やコメントを投稿し、後になって後悔している。また、同程度の割合が怒りを発散したい衝動に駆られたが、何とか自分を抑えたと解答している。
シェリー博士の説明では、ドライバーが車の中にいるのと同じく、ソーシャルメディアの利用者も、画面の背後にいて守られていると感じているそうだ。また、匿名性が高いことや、利用者同士や自分に対して無礼であると感じさせる相手との距離感も増長するのも一因である。
彼らははっきり物を言わず、そのために話の内容に耳を傾けないというささいな事実でさえも無鉄砲さを増加させる。
同博士は、こうしたソーシャルメディアサイトには、衝動性が増す可能性について警告文を掲載させるべきと考えている。