リコー、産業ロボット向けステレオカメラシステム「RICOH SV-M-S1」を発売
さらに、オプションとして専用の高輝度LED照明「RICOH SL-M-LE」も用意。2W以上の明るさを実現しつつ、2万時間以上の長寿命も実現。カメラとは別の筐体なので、用途に応じて最適な配置を行うことが可能となっている(電源部と発光部をつなぐ接続ケーブルは1m/3m/5mを用意)。
いずれの製品も日本・米国・欧州・中国・韓国などの地域のロボットメーカーならびにシステムインテグレータをターゲットに販売を行っていく計画で、国内での販売はステレオカメラが3月25日、LED照明が6月下旬をそれぞれ予定しており、初年度300台の販売を目指すとしている。価格はカメラと照明のセットで、基本構成で150万円ほどの見通しだが、案件などにより変化するため、興味を持った方は、まずは問い合わせをしてもらいたいと同社では説明している。
なお同社では、ロボットと組み合わせて開発を行うためのSDKの提供も行うほか、今後、ワークサイズや機能の拡張などを行い、ラインアップの拡充を図っていきたいとしている。