SUSE、IaaSプライベートクラウドソリューション「SUSE OpenStack Cloud 5」
インストールに際して分散仮想ルーティングの構成を行うことで、コンピュート・ノードの追加に応じてネットワークを自動的に拡張できる他、中央ルーターを通じたトラフィックが削減しSPOF(単一障害点)の発生も抑えられることで、拡張性・パフォーマンス・可用性が向上するとのことだ。
さらに、インストール・フレームワークを強化。プライベート・クラウド外で実行中の既存サーバをクラウド環境へシームレスに組み込むことができるとしている。ログの収集・検索を集中管理するため、クラウド管理者はクラウド業務を一元的に把握でき、問題の解決速度も向上するという。
クラウド内のコンピュート・ノードとしてSUSE Linux Enterprise Server 12をサポート、ユーザーはKVMとXenの最新版を利用できる。SUSE Linux Enterprise Server 12のノードは、SUSE Linux Enterprise Server 11 SP3のノードとも共存可能。
CephベースのSUSE Enterprise Storageとも連携、新製品内でオブジェクト/ブロック/イメージを保存可能なプラットフォームが得られるのに加えて、Cephコンポーネントのインストール時の手軽さは従来と同等とのことだ。