国内リターゲティング広告は拡大傾向、知識面では欧米に遅れ - AdRoll白書
一方、欧米のマーケターとの比較では、データに基づくマーケティングに関する日本のマーケターの知識の乏しさも浮き彫りにされた。アトリビューション分析の重要性に対する認識が高まっている一方で、アトリビューションを「非常に重要」もしくは「やや重要」と位置づけた回答者の割合は55%にとどまった。さらに、日本のマーケターの2人に1人が、自らをアトリビューショントラッキングに関して初心者だと認識しており、欧米との大きな隔たりを示す結果が明らかになった。また「ビュースルーコンバージョン(VTC)を考慮しない」と答えた日本のマーケターの割合は36%であり、米国の8%、ヨーロッパの7%を大きく上回っている。
最も注目すべきリターゲティング広告媒体としてペイドソーシャルメディアを挙げている日本のマーケターは5人に1人で、日本国内でソーシャルメディア広告がますます拡大していることがうかがえる。また、リターゲティングミックスにソーシャルメディアを追加することによってコンバージョン率が143%(平均実績)増加したことも示された。
世界の学生による映像とデジタルコンテンツのアワードISCAをグランフロント大阪にて11月29日・30日に開催!