モバイルWi-Fiルーターの速度比較、ソフトバンクが優位という結果に- ネオマーケティング調査
下り速度、上り速度ともにソフトバンクが一番速かった。通信速度が最速となった都市の数でもソフトバンクは下り速度が17都市でトップ。NTTドコモは4都市だった。上り速度でもソフトバンクが10都市でトップ、以下NTTドコモが6都市、KDDI(au)が5都市という結果になっており、ソフトバンクが差をつけて勝利している。
○ソフトバンクの電波が強い理由は?
さてここから、ソフトバンクのモバイルWi-Fiルーターが最も速かった理由について考えてみたい。ソフトバンクでは2つの高速通信「SoftBank 4G LTE」「Soft Bank 4G」が使える「Hybrid 4G LTE」を提供中だ。これにより、各都市の各エリアにおいて常に快適な高速通信が提供できていると言えそうだ。また同社では電波を改善すべく、様々な対策を行っている。
例えば月に約21億件も収集される膨大なビッグデータを解析。これにより、効果的な基地局の建設が可能となっている。現在は通信速度だけでなく、パケット接続率でも他キャリアを制しているという調査結果も出ている。孫正義ソフトバンクグループ代表の号令で始まった、こうした一連の電波改善対策。