東京都墨田区に「たばこと塩の博物館」が移転オープン - スペースが2倍に
など、多くの見どころを用意する。
中でも、現存するたばこにまつわる最古の資料「たばこを吸う神」のレリーフがある、メキシコ・パレンケ遺跡「十字の神殿」の一部を、現地の職人の手により再現したコーナーは圧巻だという。
「塩」の常設展示室は、「世界の塩資源」「日本の塩づくり」「塩のサイエンス」の3つのコーナーで構成。石川県能登半島で50年近く塩作りに使われてきた釜屋を移築した再現展示や、塩の性質・用途・製法などを科学の面から紹介するコーナーが新たに加わった。サイエンスコーナーの中でも「いろいろ塩図鑑」は、市販されている塩の原料や産地を最新の映像システムで紹介し、楽しめる展示になっている。
さらに、世界遺産でもあるポーランド・ヴィエリチカ岩塩坑で坑夫たちに信仰されている「聖キンガ像」を、特別許可を得て現地の岩塩を使用し、現地の職人が再現制作した岩塩彫刻は、リニューアルの目玉の1つとなる。また今後、特別展(秋以降を予定)や講演会・講座・映画上映会など多彩なイベントも開催する予定となる。
リニューアルオープン日は、4月25日。
所在地は、東京都墨田区横川1-16-3。開館時間は、10時~18時(入館は17時30分まで)。