一部の人工甘味料は、生活習慣病リスクを高める可能性がある?
(21.4%)などが挙げられた。
「人工甘味料」の健康面に対するイメージを見ると、「人工甘味料」が入った商品を選ぶ人と選ばない人では、「人工甘味料」の健康評価は両極に分かれていることがわかった。年代別に見ると、悪いイメージを持っているのは30代が最も多い。30代は、小さい子どもがいる家庭も多いと考えられることから、子どもの健康に配慮して摂取は控えたいと考えているのではないか、と同社は分析している。
2014年9月にイスラエルの研究チームが、「飲料・加工食品等に使われているサッカリンなどの人工甘味料には、代謝に関わる腸内細菌のバランスを崩し血糖値が下がりにくい状態にする作用がある」という研究結果を発表した。摂取することにより、糖尿病や肥満といった生活習慣病のリスクを高める可能性があるという。
そこで、「人工甘味料」には生活習慣病のリスクを高める可能性があるという研究結果を知っていたか調査したところ、65.7%が「知らなかった」と回答した。「聞いたことはあるが詳しい内容は知らない」は27.5%で、「内容まで知っていた」という人は7.2%にとどまっている。